FP3級を学んで気づいた「保険のいらない部分」
数年前まで、私は「保険は入っておくもの」と思っていました。

万が一のことがあったらどうしよう、、入ってないと不安だし
そんな気持ちで、深く考えずに保険に加入していたのです。
けれど、ある時ふと思いました。
毎月払っている保険料って、本当に必要なもの?
この疑問をきっかけに、FP(ファイナンシャルプランナー)3級を学び始めました。
そこで得た知識は、思っていた以上に現実的で、すぐに役立つものでした。
掛け捨ての医療保険とがん保険を解約
学びを通じて真っ先に見直したのが、
私が加入していたかけ捨て型の医療保険とがん保険です。
月々の保険料は合わせて8,000円ほど。
正直、家計にとってはそれなりの負担。
保険に入れば安心と思っていたけれど、
”本当に必要な保障は何か?”と冷静に見直すと、重複していたり、公的制度でカバーできる部分があることに気づきました。
毎月8,000円の保険料が浮いた
保険を解約したことで、

毎月8,000円が自由に使えるお金になりました!!
これは大きいですよね。
年にすると96,000円。
このお金をどう使うかは自分次第。
今では、将来の医療費のために目的別口座に積み立てる仕組みを作っています。
高額療養費制度を知って「備え方」の視点が変わった
FP3級のテキストで何度も出てきたのが、高額療養費制度。
これは、医療費が高額になっても一定以上は自己負担しなくて済む制度です。
この仕組みを知ったとき、「保険に頼らなくても、制度で備えられる部分があるんだ」と、目からウロコが落ちました。
「いくら払えるか」より「いくら足りないか」で考える
今までの私は、「毎月いくら払えるか」で保険を選んでいました。
でも、本当に考えるべきは、「実際にかかるお金」と「制度でまかなえる金額」の差──

つまりいくら足りないかが大事
ネット銀行で目的別口座を作って備える方法
保険を解約した後は、不安をなくすために自分で備える仕組みを作りました。
使っているのは、住信SBIネット銀行の「目的別口座」。
「医療費用」「家電買い替え用」など、名前をつけて貯金できるので、使いすぎを防げるのもメリットです。
「とりあえず入る」保険からの卒業
今振り返ると、保険に入っていた頃の私は、「不安だから」「なんとなく安心だから」という理由だけでお金を払っていました。
FP3級を学んだことで、知識が不安を減らしてくれること、そして自分に合った備え方は自分で選べることを実感しました。
保険を見直したことで得られた安心感と自由
毎月の保険料が減ったことで、家計に少しゆとりができただけでなく、「自分で考えて選んだ」という実感が安心感につながりました。
お金に対して受け身だった自分から、「自分で管理する」側に少しずつ変われたような気がします。
FP3級は暮らしにすぐ活かせる資格だった
FP3級というと「資格マニア向け」「難しそう」と思われがちですが、実際は生活に直結する内容ばかりです。
保険、年金、税金、教育費…
知っているだけで損しない内容が詰まっていて、学んで本当によかったと思っています。
まとめ 知らないことで損しないために
私は保険の見直しを通して、「知っているかどうか」でお金の流れは大きく変わると実感しました。
もし、なんとなく保険に入り続けている方がいたら、ぜひ一度「本当に必要?」と立ち止まって考えてみてください。
そして、FP3級の知識は勉強すれば手に入れられるものです。
保険に限らず、暮らし全体に活かせるので、学ぶ価値は十分あると思います。
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